ホエールウォッチング簡単撮影術。 〜 元・ザトウクジラ調査員が話す、ホエールウォッチング撮影のコツ。〜

朝から強い南風が吹き抜けて蒸し暑かった座間味島。
でも、午後には前線を伴う低気圧の通過でザッと雨が降って北風が吹き始めました〜。

そんな今日は満月。
しかも、スーパームーンなんですよね〜。
残念ながら、座間味島はずっとどんより曇り空で、月は見られませんでした、、、。

ど〜も。雨男せ〜じです。

さて、、、
今週はダイビングの予約もなく、事務仕事DAYが続いてます。

こんな時はクジラ撮影の話題を書いていきましょ。

 

ホエールウォッチング時の撮影セットは、、、

ボクは、ホエールウォッチングの撮影では望遠仕様にセットした一眼レフカメラを使ってます。
具体的にはCanon5DMarkⅡというフルサイズカメラに28-300mmの高倍率ズームレンズを組み合わせてます。
クジラのブローやちょいと荒れた日の波しぶきで、海水スプラッシュにさらしてしまうこともありますが、しっかりメンテナンスをしながら、かれこれ10年使ってます♪

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これがまた、重いんだー。
カメラボディとレンズを合わせて約2.5kg!
でも、これならレンズ交換無しで広角から望遠まで幅広い撮影に対応できて便利ですよ〜。

広角でホエールウォッチングシーンをパチリ。

広角でホエールウォッチングシーンをパチリ。

300mmの望遠でブリーチをアップでパチリ。

300mmの望遠でブリーチをアップでパチリ。

150〜200mmくらいの中望遠域でブリーチを撮っている人物をパチリ。

150〜200mmくらいの中望遠域でブリーチを撮っている人物をパチリ。

重いけど、それだけの価値は十分にありますよね〜。

 

カメラの構え方も大事です。

で、ホエールウォッチングにはお客様それぞれカメラを持ってこられますが、クジラの撮影に慣れていない方はなかなか思うような写真が撮れずに悩んだりしてるんじゃないかなぁ。

そんなわけで!
このブログを読んだ後、今すぐ実践できる簡単なクジラ撮影のコツをちょっとだけ。

「カメラの構え方」についてっす。

みなさんは、普段カメラをこのように持っているかと思います。

カメラストラップを首からかけて、カメラが胸の前にある状態。

で、クジラに限らず、撮影するときはこんな感じ。

陸上で何かを撮影するときは、こんな感じで脇をしっかり閉めていれば手ぶれも防げるしだいたい上手く撮ることができるはずです。

でも、この構え方で、ゆらゆら揺れている船の上から動くクジラを撮ると、だいたい手ぶれ(身体ぶれ)してこうなってしまいます。。。

シャッターチャンスを上手く撮ってはいるんですが、背景もクジラもブレてます。
ホエールウォッチングの臨場感があるといえばあるんですが、それを狙ってこう撮るのと手ぶれしちゃった写真はやっぱり違います、、、

最初に載せた写真とこの写真を比較するとわかりやすいかなぁ。

ね?違うでしょ?

この構え方は両手だけでカメラを支えているわけですから、足場がゆらゆらしていたりするとカメラもゆらゆらブレやすくなるわけなんです。

 

ブレにくいカメラの構え方は、、、

首にかけているカメラのストラップを、、、

右脇の下から通します。

で、カメラに付属のストラップは、ほとんどが裏側に滑り止め加工をしているので、裏返します

なぜ、裏返すかと言うと、
背中でストラップをスライドさせたいからなんです。

これ、クジラが海の中にいて、出てくるのを待っている時の構え方。

両手をフリーにして、肩の力も抜いて、リラックスしてます。

で、そろそろクジラが出るかもしれないなぁという時の構え方。

カメラを持って、サッと構えられるようにしてます。

で、クジラが水面に出てきていたり、いつ跳んでもおかしくない時の構え方。

いつでもシャッターを押せるように構えます。
ここで、右脇にご注目。
ストラップをしっかりと右脇で挟んじゃいましょう。

そうすることで、いざ!クジラを撮るときには、

右手と左手、さらに左肩の3点で、カメラをホールドしています。

で、よりカメラを安定して構えることができるし、手ぶれも防げる!

ここで、また比較してみます。

上は、ストラップの首かけ。下は、ストラップの斜めがけ。
見比べてみたら、カメラの安定感の違いを感じるかと思います。

あっ。ストラップの長さですが、長すぎたら左肩のホールドが効かないので、程よく自分の身体にフィットする長さに調節してくださいね。

で、ミラーレスカメラやコンデジの場合、さっき載せた写真みたいにカメラのファインダーを覗くのではなく液晶モニターを見ながらの撮影になるかと思います。

この場合は、両手と左肩の3点でカメラをホールドした状態で、液晶を見やすい距離にくるようにストラップを長くしてください。

バシッとクジラを撮るために。
まずは安定したカメラの構え方を覚えるといいですよ~。