クジラってなんなんだ? 〜短期連載・座間味ホエールウォッチングの魅力 ①〜

今日もスカッと晴れてる座間味島。
1月も中旬だというのに、けっこう暖かい日が続いています。

ダイビングしてても感じるんですが、海水温も23℃と例年よりちょいと高いんですよね〜。
寒くないのは歓迎だけど、温暖化とか白化現象とか自然の流れに大きな影響があるくらいなら、、、もっと寒くなってもいいよね。

あっ!ど〜も。
知る人ぞ知る、超暑がりのダイブハウスヤドカリ店長・せ〜じです。

 

冬の座間味はホエールウォッチングが熱い!

そういえば、今冬の座間味近海におけるザトウクジラの初確認は、先週1月7日でした。
例年なら、シーズンの初クジラは12月25日前後に確認できるんやけど、今年は2週間ほど回遊してくるのが遅かったですね~。

ダイナミックなブリーチも良いけど、個人的にはテールから流れ落ちる水を美しく撮るのがいちばん好きかも(笑)。

遅かった要因はいろいろ考えられるし、あたかも解明したかのように嬉しそうに話す(笑)ガイドさんもいるだろうけど、たったワンシーズンの数日を見ただけで解明できるはずがないっす。

あくまでも仮説を立ててみるくらい。
そのスタンスで話すウォッチングのガイドさんは信用できますよ〜♪

あっ!
ボクは一昨年までウォッチングボートの船長、乗船ガイド、山からの探鯨、ザトウクジラの調査員と、いろいろやってきましたが、今はクジラの第一線ガイドをお休みしてまーす。

クジラ調査員してる時のひとコマ。

今冬は、新たに就任したヤドカリの店長業務に集中します!

でも、クジラについて話すのは大好きなので、座間味のホエールウォッチングについて紹介していく短期連載形式でブログを書いていきましょうね〜。

 

クジラって魚なの?今日はそんなお話です。

まずは、ホエールウォッチングを知らない方や、クジラについてほとんど知らない方にむけて、クジラの話をしましょうね〜。

※ クジラ好きな方や研究者の方へ。
ここでは「ガイド」という観点でクジラの話を書いていくので、研究者の方にはそぐわない言葉や表現を用いることもあります。目くじら立てて批判しないでニコニコ笑って見逃してくださいねー。

クジラは海に住んでいますが「サカナ」ではありません。

私たち人間や、動物園にいる象やライオンと同じ「哺乳類」になります。
聞いた話では、みなさんも知っている「カバ」が分類上で一番近い生き物だそうです。

カバとクジラ・・・。

なんとなく似ているような気がしないでもないですね~。
そんなわけで、クジラは私たちと同じように肺で呼吸をしています。
海の中に潜って生活をしていますが、水面に上がってきて「息つぎ」をするんです。

この、息つぎに上がってくるところを、私たちはウォッチングしてるんです。

海に住んでいるクジラが「サカナ」じゃなくて「哺乳類」?
「肺呼吸」で「息つぎ」?
なんかピンとこない方もまだいるかなぁ~。いますよね〜。

 

そんなわけで、クジラの祖先をたどってみます!

今、研究で確認されている最古のクジラって、、、、、、、
こんな姿だったんです!
クジラと全然似ていないやんね〜。

しかも、オオカミくらいの大きさだったとか!
小さすぎるやん!

さらに、水辺の陸地に住んでたんだって!
海じゃないのっ?

もはやクジラというより、サバンナにいるハイエナだかなんかみたい。。。
「パキケトゥス」という名前がつけられたこの生き物。
恐竜の全盛期が終わった新生代、5400万年前に生きていたそうです。

 

この犬みたいなヤツが、水中生活に適応する進化を遂げて、、、、

こんな姿に進化しちゃってます!
マジかっ!一気に進化しすぎてるような気もするけど。。。。

「アンブロケトゥス」と言われているこの生き物。
体長は3mくらいあって、ワニみたいなやつだったらしいです!
ちなみに、5000万年前に生きていたとか。
400万年の歳月は恐るべき進化を生み出しますね!(笑)

 

で、この泳ぎが苦手そうなへんてこりんな生き物はさらなる進化を遂げて、、、、、、、、

泳ぎが得意そうな姿へと変わっていきます。クジラっぽくなってきましたね〜。
「バシロサウルス」と言われているこの生き物。4000万年前に生きていたそうです。
ちょうど同じころ、こんな進化を遂げたものもいたんだとか。
「ドルドン」と呼ばれるこの生き物。
研究者によっては、バシロサウルスよりもこちらの方が今のクジラに近いんじゃないの~なんて言っている方もいるんだとか。

ん〜〜〜。
さすがに、ここまでくると読んでる人も飽きてくる衝撃度が弱くなってくるような気がする。

よし!かなりざっくりまとめちゃいましょうね!

水辺に棲んでいたオオカミのような生き物が海に入り、進化を繰り返して、今のクジラになっていったんです。

(この辺の話に興味がある方は、東京・上野公園にある「国立科学博物館」や愛知県にある名古屋港水族館へ行ってみてください。骨格標本が沢山あったり、鯨類の進化についてわかりやすくまとめられていますよ~。)

そんなわけで、クジラは「海に住む哺乳類」なんですね~(強引やなぁ)。

今現在、地球上にいるクジラの仲間たちは86種類いるんだとか。
そんなクジラたちの紹介と、ボクたちがホエールウォッチングで見ているクジラについては、次回に続くっ!