ヒゲが生えたクジラもいるんです。 〜短期連載・座間味ホエールウォッチングの魅力 ③〜

那覇での所用は昨日でサクッと終えて朝イチの高速船クイーンざまみで島へ帰る予定が、海上時化の影響でけっこいうになってしまいました。
フェリーざまみでのんびり2時間の船旅で帰ることにしよう!

この時期は天気が良くて穏やかな日々と北風が強くて海が荒れる日々が周期的に変わりやすくなりますね〜。
那覇港の出口で、もうすでに波が高いっす。
この北風と波、明日には少しおさまるかなぁー。

そんなわけで、今日は座間味島へ向かうフェリーの中でブログを書いてます。

あっ!そうそう、これ知ってました?
観光客の方は、帰りの船便で座席に挟まってるパンフのアンケートに答えると、抽選でAmazonの商品券が当たりますよー♪
(ちなみに、、、このパンフレットに使われている写真はボクの作品っす)

って、、、、ちっぽけな自慢話は置いといて、、、
今日もさっそく「座間味ホエールウォッチングの魅力」第3話を始めましょー!

 

ホエールウォッチングではなんていうクジラが見られるの?

前回書いたように、世界の海には80種類以上の鯨類がいるわけなのですが、そのうち沖縄近海でよく見られるのは15種類くらいなんです。

そして、ここ座間味近海のホエールウォッチングでは、「ザトウクジラ」というクジラを中心にウォッチングをしています。
ザトウクジラ。。。
いったいどんなクジラなんでしょうね~。

ということで、写真をど〜ん!

こんな感じのクジラです!
写真は、親子のザトウクジラです。
大人のクジラだと、体長は13~15mで、体重は約30トン!
有名どこで例えると、アジアゾウ5,6頭分くらいの重さかなぁ。

仔クジラは、体長が5mで体重は約1トンくらい!
こっちは、大相撲にいた小錦さん4人分の重さ(笑)。

とにかく、大きいんですね~。

 

ザトウクジラ。
ほかのクジラたちと比べてみると、胸びれがとても長いんです。

体長の三分の一ほどの長さがあると言われているので、約5mもあるんですね!
有名どころで例えると、ザトウクジラの胸びれは動物園にいるキリンと同じくらいの大きさなんです!

めっちゃカッコいい~!

 

ザトウクジラ。
頭にブツブツした「こぶ」があります。
この「こぶ」には、短い毛が1本生えていて、水の動きを感じたりするそうです。
ボクの無精ひげみたいなもんかなぁ~。

 

ザトウクジラ。
ボクは口のまわりにひげがはえてきますが、
ザトウさんは口の中にひげがはえていますっ!

クジラのヒゲって、こんな感じのヤツ。

「クジラヒゲ」と呼ばれているこの板みたいなものは、人間でいう「ハグキ」が変化したものなんだとか。

これが、、、
こんな感じで口の中に並んでいるんです。
(この模型は、座間味村ホエールウォッチング協会におかれていますよ~)

このように、口の中に「ひげ」を持つクジラは「ヒゲクジラ」という仲間に分類されています。

ヒゲクジラって、オキアミ(エビね)やニシンなどの魚の群れをおそって食べるんです。
で、これらを食べるときに、大きく口を開けてたくさんの海水ごと一気にバクンっと群れを食べちゃう!

そして、口から海水だけを出すときに、口の中のヒゲでオキアミや魚をこしとるんです。

 

ヒゲクジラ以外のクジラたち、北海道の羅臼で見られるマッコウクジラや、昨日のブログで話題なったイルカは、
口の中に「歯」がはえている「ハクジラ」という仲間になります。
これは魚やイカを捕まえて食べるのに最適なんです。

そんなわけで、クジラの仲間は、食べるものの違いによって大きく二つの形に分かれているんですね~。

 

最後に、ちょっとマニアックなお話を、、、

ザトウクジラ。
背中の後方に、小さな「背びれ」がついてます。

この「背びれ」、いろいろな形があるんですよ。

長い形だったり、

短かったり、

サンカクだったり、

この形によって、ボクたちがザトウクジラの1頭1頭を見分けるための個体識別の目安になったりします。

なので、何頭ものザトウクジラがガチャガチャ集まっているような時は、背びれをチェックしてそこに何頭いるのか数えたりするんですよ~。

ん?あっ!専門用語を使ってしもたーーー。
「個体識別」ってなに~?ってなっちゃいますよね。

でも、今日はここまでー。
揺れるフェリーの中でずっとパソコンを見てると船酔いするかもしれませんしね(笑)。

そんなわけで、ザトウクジラの個体識別については、また次回に続きます!